数十年続く経営者、数年で廃業する経営者の違いはなんでしょうか?
多くの起業した人たちを見てきましたが、
その大きな違いとして、
「起業する準備の差」
があることに気づきました。
その準備の差を埋めるためには、
思考を整理するために、手書きのノート作りをおすすめしています。
そのノートに書く内容についてお伝えしようと思います。
動機を明確にする
まず一つ目は、動機を明確にする
ということです。
なんとなく上手く稼ぎたいというような理由では
最初は上手く行ったとしても数十年と続く起業をすることはできません。
何のために起業するのか、なぜ起業するのかをノートに書き込みましょう。
お金を稼ぐためでも大丈夫ですが、
そのお金でどうしたいのか、誰のために使うのかを考えれば、
より動機が明確になります。
時期を明確にする
2つ目は、時期を明確にする
ということです。
いつ起業するのか、起業の日を何年の何月、何日かまで決めてください。
お金が貯まったら、周りの人が賛成してくれたら…、
と考えている限りはいつまでたっても起業に踏み切ることができません。
いつまでに起業するかを明確にし、ノートに記入しましょう。
ビジネスモデルを考える
これは起業のセミナーなどでもよく言われることですが、
どういうビジネスモデルでやっていくか
について考えてください。
そのためには、ヒト、モノ、カネ、情報の経営資源が必要になります。
あなたがどんな経営資源を持っているのかをノートに記入しましょう。
起業の時までにどうなっている必要があるか
次に、起業の時までにどうなっている必要があるか
ということです。
今のままのあなたでは起業してからも上手くいくとは限りません。
なぜなら、多くの人は使われる側の立場にいるからです。
これから使う側になるのであれば、
今までとは全く異なる、
人間関係やメンタルなど経営者としての能力が必要となります。
そんな「経営者になるための準備」が必要となります。
今までの自分とは別人になる心構えで、
使う側の自分に必要だと思う事をノートに記入しましょう。
記録が蓄積されてきたら
行動に移すために、
ビジネスモデル
マーケティング
スキルアップ
資金調達など
必要となって来ることを具体的に書き出し、
行動と繋げていきましょう。
起業の期日が近づいてきたら
いままであなたが書いてきたノートを元に事業計画書を作成しましょう。
あとは、必要なものを揃えて起業に向けてひたすら努力するのみです!
ノートは手書きで
PCやタブレットを使ってノートを作ることは出来ますが、
手書きをおすすめしています。
なぜなら、考えながら手を動かしてノートを作ることで、
書いている時感じた気持ちを後から思い出すことができるからです。
準備をする中で得た情報やアイデアを時系列順にノートに記入しましょう。
起業する準備が明確でないと…
起業する準備が明確でないとどのようなことが起こりうるのでしょうか。
まず1番に考えられるのは資金繰りの悪化による破綻でしょう。
次にアイデアの枯渇です。
起業前には様々なことを考える余裕があり、色々なアイデアが出てくると思います。
しかし、いざ起業するとやらなければならないことが沢山出てきて、
目の前の作業をこなすことに手一杯になってしまい、アイデアを出す余力がなくなってしまいます。
そうなってしまうと余力がなくなり悪いスパイラルに入ってしまいます。
そうならないためにも、事前にアイデアを出したり、
起こりうる問題をあらかじめ想定しておくことで、
アイデアの枯渇を防ぎ、リソースを多くのものに割くことが出来ます。
次に考えられることはマインドの問題です。
これはやる気、モチベーション、あるいはメンタルの強さのことです。
計画が明確でないと、曖昧な判断、行動をしがちになってしまいます。
その結果、起業したものの続かないといった結果を招いてしまうでしょう。
そうならないために、明確な計画を建て続けることが必要となります。
そのためにも起業する前から、計画について考え明確にしていく必要があります。
最後に行動力の壁があります。
何か行動を起こすのには、お金や時間がかかります。
そこで悩み始めてしまうと、他のことに使えるリソースを無駄にしてしまうことになってしまいます。
即断・即決・即実行ができる経営者の方が成功する可能性は高いでしょう。
そうなるためには、何が必要か、どう行動するのか、
起業する前段階に知って対処しておけば、悩む時間を少しでも減らすことが出来るのではないでしょうか?
まとめ
起業することがゴールではなく、あくまでそこがスタートです。様々な経営資源を駆使してビジネスを展開していくことが事業を成功させるには必要なのです。
そのためにも様々なことを明確にするためにノートを作り、
起業する前の段階から備えることで、
起業後が大きく変化すると思います。
ありがとうございました。
起業する際に必須のノートづくりについて
ブログをシェアしていきたいとおもいます。