メンタリストDaigo氏の失敗から身に染みること

石井徹です。

連日メンタリストDaigo氏を
批判するニュースが続いてますね。

Daigo氏は1日に4冊の本を読み
YouTubeでは240万人登録で

特に10代~20代の信奉者も多く

その知識量と研究心は凄いですね。

ただ・・・

Daigo氏の今回の問題発言を
エグろうとは思いませんが

『ホームレスの命は軽い…』

『個人的な感想なんで…』

『批判してる人より多くの税金を
納めてるから…』

高度な知識を膨大に持つ
人間の言葉として違和感を感じます。

なぜ・・・

高度で膨大な知識を増やし続け
10代~20代に尊敬され

信奉者が増え続けたことで
知識ばかりで裸の王様なのでは?

高度な知識とは相反して
今回の一連の発言から謝罪は
極めて偏った幼稚なものでした。

そして・・・

私は思うのです。

知識とは実践して効果を出せた時、
初めて経験として活きると。

幼稚な例えで表現するなら

泳げない人が水泳の本を読みつくして
完全に知識をインプットしても

海やプールに落ちた時
その知識があっても泳げない…ですよね。

私も講師として
私の講座のメンバーの方々も講師として

いかに高度な知識を手に入れても
実践で人に役に立って

初めて活きた経験として
自信を持って人にお伝えできます。

反対に・・・

知識ばかり詰め込んで満足してしまうと
実践では活きず…言葉も軽くなります。

知識は実践で人の役に立って
または自分の役にも立って

初めて経験として重みが出ますよね。

Daigo氏は高度な知識を膨大に持って
その知識の元となる

ハーバード大学の研究では…
〇〇社の研究結果では…

そう権威性を出して
納得に値する知識武装をして

若い信奉者を増やし続けてきたのでは…

YouTubeライブでボロボロと
口から出てしまった言葉こそ

Daigo氏の本当の心であり
高度な知識とかけ離れた幼稚さ…が
単純に表に出てしまったのだと…

スポンサーから外され
福祉4団体から責められ

突然スーツにネクタイをして
厳粛に敬語をつかって
母親の話で泣き崩れる姿は

社会に揉まれながら
あらゆる組織や人間関係の中で
様々な経験をしてきた方々からは

【驕り】と【幼稚】を
感じたのではないでしょうか?

別に・・・

Daigo氏をこれ以上
コケ落としたい訳ではありません。

私たち講座やセッションをする
専門家講師の中には

多くの知識や資格を持つことで
レベルアップした気持ちになって

ビジネスができると思ってしまう人も
少なくはないのです。

それでも実際は・・・

どうやったらお客様を集められる?
どうしたら信頼されてお客様を獲得できる?

どうしたらビジネスになる?
どうしたらお客様に成果を出せる?

そういう状態の方々は
想像以上に多いのが現状です。

それぞれを学びながら実践して
失敗と前進を繰り返して

お客様に喜ばれた数だけ
知識は経験となって活きるのです。

知識ばかりの人の話は机上論で軽い…
経験を伴った知識のある人の言葉は重い…

それは自分では気づかなくても
お客様は気づいてしまうものです。

だからこそ・・・

メンタリストDaigo氏の失敗から
身に染みるのです。

我々、知識を用いて
人の生活やビジネスや人生に
何かしらのプラスをご提供するような

講座や教室や塾というカタチで
講師をするには

人の役に立つ知識を学びながらも
実践と改善を繰り返して

実際に人の役に立つ経験を
積み重ねていかなければ

その知識は薄っぺらくなると…

人は・・・

気が緩んだり…驕りになったり…
アクシデントに見舞われた時こそ

心の本性が出るものですよね。

知識ばかりの人は
平時と違う本性が出ることもあります。

確かな経験を積み重ねていれば
何があっても変わらぬ信念になります。

講師は後者でありたいですね。

状況や関わる人によって
態度や言動が変わる人は

誰からも信頼を得られませんよね。

自戒の念を込めて・・・

またメールします。

石井徹

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